『恋形見』 山口恵以子著
あたしは巴屋を江戸一番の大店にしてみせる! 度胸と才覚を武器に、ちっぽけな太物問屋から有数の大店に成り上がった女、おけい。江戸中の人々を驚かせ、女たちの注目を集め、新しい反物を流行らせた”人でなしのおけい”は仮の姿。遣り手、強面のかげには、一途な純愛があった。号泣必至の一代記!「食堂のおばちゃん」として話題となった松本清張賞作家が贈る、書下し時代小説。
”人でなしのおけい”と呼ばれたおけいの、11歳からから42歳までの話。
「兄さん」と呼ぶ隣りの家の息子への想いを力にして、実家の呉服屋を大店にしたおけい。
そのやり手ぶりと、切なさが読みやすく上手に書かれている。
書かれているのだが・・・
う~ん・・・
何かもう一つ心を動かす感じではなかったなぁ・・・
面白かったのは面白かったんだけど・・・
ちょっと淡々としていたような気がする。
今日は超珍しく映画でも見に行こうかと思っていたのだがなぁ・・
これを読み出しちゃったのと昼寝をしちゃったのとで、結局映画はなし。
つくづく映像より活字の方が性に合う私(^^;
*Comment
Comment_form